発信器や盗聴器、小型カメラを使った犯罪が増えています。
盗聴器だけで年間40万個以上も売られているデータがあり、音声や行動を監視される犯罪は身近な所に存在します。
さらに、コロナ禍でおうち時間が増えてからは、ストーカー犯などが盗聴器や発信器を仕掛ける犯罪が一層増えているので注意してください。
発信機や盗撮用の小型カメラ、位置情報を割り出すGPS発信器は微力の電波を出しているため、その電波を感知する機器を使って仕掛けている場所を特定し、回収します。
ただし、発信器・盗聴器などから出る電波は微弱なので、延長コードやWi-Fiルーターなど、疑わしい場所から数十センチ以内に検知器を近づけながら地道に調査しないといけません。
安い業者を使った場合の調査費用は1~2万円ほどです。
発信器・盗聴器の調査は調べる範囲が広域になるほど料金が高くなります。
ワンルームの賃貸住宅は基本料金のみで調査できることが多いですが、ファミリータイプの家やオフィスは広さに応じて調査費用が高額になります。
業者の拠点から距離が遠いと出張費用が上乗せされるので、近隣の探偵事務所や興信所に相談するとよいでしょう。
ホームセンターやネット通販で発信器・盗聴器を探す簡易ツールが売られています。
個人向けの検知器は1万円弱程度の価格で売られているものが多いので、業者に依頼するより個人向けの検知器を買って自分で探した方が割安です。
ただし、業者が使うプロ用の検知器に比べると精度が低く、設置された発信機・盗聴器の存在を見逃してしまう恐れがあります。
簡易的なツールでも相応の成果を出せることもあるので、まずは手軽に自分で探してみるのも悪い方法ではありません。
しかし、発信機や盗聴器を調査するのは一度きりで終わってしまう方が多く、自分で探すツールを買ってしまうと家の中の荷物が増えるデメリットがあります。
素人が簡易ツールを使って調査するだけでは安心を得にくいため、確実で費用もそれほど高くないプロに調査依頼する人が多いです。
悪質なストーカー被害に遭っている方など、撤去しても再び設置される恐れがある方は、自分でも探せる簡易ツールを購入する価値が高いです。
調査に使えるアプリ
発信器や盗聴器の買い手は半分が犯罪などを目的にした個人で、残りの半分は探偵事務所や興信所などプロの調査業者だと言われています。
探偵は浮気調査など依頼者から頼まれたことを調べる目的で発信器や盗聴器を活用してます。
不法に盗聴器を仕掛ける手口や設置されやすい場所、会話などが盗聴された場合に起こる兆候など、気になることや不安なことがあれば探偵事務所・興信所に問い合わせてみてください。
探偵事務所や興信所は調査するだけではなく仕掛ける側の目線も理解しているため、的確な助言やアドバイスをもらえるでしょう。